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2000年 武井豊子の仕事展「千と勢」

日時:2000/5/25(木)〜30(火)10:30〜18:30 (最終日は17:00)

場所:中町蔵シック館

■後援 信州紬伝統工芸士会・長野県織物工業組合・松本紬組合

 

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松本紬(信州紬)の新しい時代を予感させる、伝統技法に裏付けられた、常識を遥かに越える色彩と意匠。

国内でも数少ない、手仕事の一品織りという姿勢を守る

郷土の若手・日本伝統工芸士の、千と勢(千年も万年も残るものを)という想いを込めた

松本紬(信州紬)の着尺・帯・小物草木染め手織紬展は、

作品を所有して下さっている方々の御協力の下に開かれます。

 

最新作を含めた松本紬(信州紬)一品織りの世界をお楽しみ下さい。

 

 

 

会場風景

五年に一度しか開かれない個展のため、会場には初日から個展を待っていた人で埋まった。
「ここに集めたものはほとんどが所有者からお借りしてきたもので、注文しても2年先になりますが・・・。」
そう話しても、世界で一品しかないという着尺や帯を求める着物通の方々がたくさんお見えになり注文していって下さった。
また、値書きがないので、恐る恐るお値段を聞いてくる方がいて。およその金額を言うと、「想像していた金額の半額以下ですよ」「ほんとにいいんですか?」というお客様が、前回の様にたくさんいて、それでは値上げしようかと思ったけれど、着物が好きな方と長いおつきあいをして行きたいので、値上げはしないことにしています。

所々に置いた紬のランプ、こんな遊びもします。

普段見ることのできない、私の草木染めノート

 

●追記

手放したくはなかった非売品の「竹取物語」を、熱心に口説いて下さった方がいてそれほどこの作品が好きならば・・・と、手放すことにしました。でも、秋に開かれる奈良の展覧会に出品するまで待っていただくことにしました